院長の独り言
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そのC:令和5年9月
強迫性障害とは極めて強い不安感や不快感(強迫観念)をもち、それを打ち消すための行為(強迫行為)を繰り返します。
上記の症状は通常、強迫概念や強迫行為は徐々に増幅していきますが、この主たる原因を説明させて頂きます。
脳が消去記憶(恐怖記憶を無害な記憶に変換)を行うために扁桃体・側頭葉から海馬へ恐怖記憶を引き出してきますが長期に及ぶ慢性の精神的ストレスで内側前頭前野のの神経が傷んで退縮してしまっているので消去学習が不可能となり、
再び恐怖記憶のまま扁桃体・側頭葉へ再び格納されてしまい、より強固な恐怖記憶の再固定化が繰り返されることにより、結果として強迫概念や強迫行為は徐々に増幅につながってしまいます。
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そのB:令和5年7月
当院の高度先進鍼治療プログラムは最適で良質な鍼刺激を脳内の様々な神経核(マイネルト基底核・視床下部室傍核・青斑核・縫線核等)に伝えることにより脳神経の修復再生・偏桃体の興奮抑制・消去学習の効率化・体内時計正常化・非感染性の脳内慢性炎症改善等し良好な遺伝子スイッチをONが可能な緻密な治療プログラムです。
中脳・橋にある青斑核から出ているノルアドレナリン神経線維は主に前頭前野と偏桃体に投射しています。当院の不安障害(強迫性障害・PTSD・パニック障害等)等の鍼治療プログラムにより中脳・橋にある青斑核から偏桃体に投射しているノルアドレナリン神経を抑制すると有効な恐怖記憶の消去学習が可能になりますが、
例えば、青斑核から前頭前野に投射しているノルアドレナリン神経を抑制してしまうと恐怖記憶の消去学習が不可能となり強固な恐怖記憶となり長期記憶として再固定されてしまいます。
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そのA:令和元年5月
みなさん、Acupuncture(鍼・ハリ)と言う名の遺伝子があるのを御存じでしょうか?
2000年1月2日に日本の科学者が発見・命名しAcupuncture Induced Gene 1-L(Aig 1L) としてゲノムデーターベースに正式に登録されました(GeneBankaccession no. DQ167195)。
このAig 1Lと言うは、適切な鍼刺激によて特異的に発言誘導される遺伝子です。簡単に申しますと、適切な鍼刺激により必要な遺伝子スイッチをONにする事が可能となると言うことです。
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その@:平成31年4月
人間の遺伝子は通常約5%〜10%程度しか機能していないとされております。
その眠っているDNA遺伝子の残り90%の内、ほんの数パーセントを目覚めさすだけで不可能が可能となると言われております。
すなわち、眠っている遺伝子を和漢方の高度先進鍼治療で目覚めさすことが可能で御座います。
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