うつ病鍼治療コース
発症のメカニズム、考察その@
長期に及ぶ、慢性の精神的ストレスが原因で非感染性(ウイルスや病原菌によらない)の脳内炎症(非感染性慢性炎症性疾患)が引き起こされ、様々な症状が引き起こされるとも考えられます。
*その詳しいメカニズムは脳内が病原体に感染していなくても長期的ストレスによって、特に内側前頭前野等の脳神経が傷むことにより非感染性のダメージ関連分子が発生し、それをTLR(Toll様受容体)が捕えてミクログリア(脳内で免疫を担当)が活性化すると、炎症を引き起こす炎症性サイトカインというタンパク質(TNFα等)を放出し、脳神経細胞の機能を低下させたり、樹状突起を委縮・退縮させたりし、さらに脳内ネットワークにも異常をきたし、様々な症状が発症するとも考えられます。
さらに、長期に及ぶ、慢性の精神的ストレス(幼少期等の恐怖記憶)が原因で偏桃体(目の奥の方にあるアーモンド様の情動に関する神経核)の興奮状態で活発に働きすぎることと、大脳皮質(主に前頭前野)が長期に渡る精神的ストレスと脳の過活動によりBDNF(脳神経の栄養素)が減少し、脳神経が傷み、脳内ネットワークにも問題があると考えられます。
(注)偏桃体は情動記憶(恐怖・いやなこと・精神的ストレス)が格納される個所です。例えば、意識的に思い出すことが出来ない、何年・何十年も前の保育園・幼稚園・学校等での非常に嫌な恐怖記憶も偏桃体等に格納され続けています。
当院の高度先進鍼治について
当院の高度先進鍼治療は脳内アセチルコリンの分泌を促進することにより、BDNF(脳由来神経栄養因子・脳神経の栄養素)を増やし不安・ストレスで傷んだ脳神経を修復・再生していく一番大切な治療プログラムです、脳神経修復再生・脳内ネットワーク修復再生により、非感染性(ウイルスや病原菌によらない)の脳内炎症(非感染性慢性炎症性疾患)が治まることにより、上記の様々な症状・疾患から解放される可能性が御座いますのでご安心ください。
又、高度先進鍼治療により、脳内の視床下部(室傍核)のオキシトシンの分泌を促進することにより、偏桃体の興奮・過活動を抑制することも可能となります。
最終的に高度先進鍼治療で中脳・橋の青斑核から出ているノルアドレナリン神経を抑制することにより、偏桃体に格納されている恐怖・不安記憶を消去記憶(無害な記憶)に変えることにより、様々な症状から解放される可能性が御座いますのでご安心ください。
最後に、当院の原因治療である高度先進鍼治療プログラムを受けて頂くことにより、様々な症状・疾患からの回復は十分可能と思われますので御安心ください。
当院のうつ病治療の8大特徴
高度先進鍼治療の原因治療で脳神経を修復・脳内ネットワークを再構築し、脳の誤作動・脳の機能異常を修正します。さらに扁桃体の興奮を抑制し、恐怖記憶(潜在意識を含む)を消去記憶(無害な記憶)に変える事により全ての「うつ」の症状からの開放が可能です。
@脳内アセチルコリンの分泌を促進することにより脳血管を拡張し脳内血流量をあげて、BDNF(脳神経の栄養素)の分泌を促進し脳神経の修復再生を促進します。
特に海馬(歯状回)・島(とう)皮質・前頭前野の脳神経領域の回復を促進することが可能と言われております。
*島皮質の脳神経再生は社会性の向上に非常に有用とされております。
注釈:島(とう)皮質は味覚・臭覚・触覚などの感覚情報が集まる部位で、内臓などの体内部の感覚や他社への共感、情動(.感情)にも関係し「社会性の神経回路」の中枢を占めている可能性があるとされております。又、摂食障害や嘔吐・吐き気等にも深く関係があるとされております。
島皮質の「社会性の神経回路」機能をもう少し詳しく説明しますと、相手の感覚情報を統合し、過去の記憶や情動(感情)を照合し、接近するか離れたりする判断に重要な働きをしているとされております
(注釈)偏桃体は情動記憶(恐怖・いやなこと・精神的ストレス)が格納される個所です。例えば、意識的に思い出すことが出来ない、何年・何十年も前の保育園・幼稚園・学校等での非常に嫌な恐怖記憶も偏桃体等に格納され続けています。
(注釈)前頭前野は前頭葉の中心部に存在し、喜怒哀楽の感情調節中枢であり、やる気や計画実行を司るところでもあり、消去学習にも深く関与します。又、偏桃体の興奮を調節する中枢でもあります。前頭前野の主な脳神経核にはDLPFC(背外側前頭前野)・MPFC(内側前頭前野)・VPFC(腹側前頭前野)・前部帯状回等があります。
A脳神経の修復再生を促進し脳内ネットワークを再構築し恐怖記憶の消去学習が完了することにより、脳内処理スピードを上げ決断力・判断力がアップします。
B扁桃体の興奮を抑え、セロトニンの分泌を促進し、脳神経の興奮を抑制し自律神経系のバランスを整えますます。
Cセロトニン再取り込み阻害薬(SSRI系)・抗うつ剤・等が不要になる。
Dセロトニンやノルアドレナリンの分泌を促進し、抑うつ気分・不安や緊張・焦燥感を取り除く事が可能。
E女性の場合は女性ホルモンのバランス調節(エストロゲンの分泌促進等)。
F男性の場合はテストステロン(男性ホルモン)の分泌促進、及び有効利用
G様々なうつ病の心身症状から開放されます。
うつ病鍼治療コースで、脳-視床下部系に直接効く治療を行い脳内物質・ホルモン系・自律神経系を調節し、うつ病の「身体の症状」と「心の症状」から開放できる身体作りが本当に可能です。
ほんの少しの勇気を出して、私にお任せ下さい。
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*脳内BDNF増やすことにより脳内神経再生に効果*
高度先進ハリ治療作用機序
高度先進鍼治療により脳内のコリン作動性神経を活性化してアセチルコリン増やし、脳血管が拡張することにより脳内の血流量が心臓に負担を掛けずに増加します。
さらにコリン作動性神経にはBDNF(脳由来神経栄養因子)の分泌も促進することにより精神的ストレス等により傷ついたり萎縮した脳神経を再生・成長・維持を促進すると考えられます。
鍼刺激でコリン作動性神経を活性化することは脳血管障害(脳梗塞・脳内出血等)の予防やアルツハイマー病の予防につながる可能性があると考えられます。
鍼刺激により脳内BDNFの分泌が促進されることによりセロトニンの分泌を促進します。
脳内セロトニン増えることによりうつ病特有の精神神経症状(抑うつ・情緒不安定・イライラ・不眠等)を大幅に改善します。
又、脳内セロトニンが増えることにより下降性痛覚抑制系(不要な痛み等を感じにくくするシステム)が正常化し、うつ病による様々な疼痛等除去することが可能です。
さらに、鍼治療の刺激が青斑核から扁桃体に投射しているルアドレナリン神経を抑制することにより恐怖記憶を消去記憶(無害な記憶)に変える事が可能となり、うつ病の様々な症状から解放されることが可能となります。
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院長の動画
より良い最高の鍼刺激を脳の必要な部位に伝えるにはどうすれば良いかのか?。当院の高度先進鍼治療を脳神経生理学的に分かりやすく説明させて頂きます。
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最高の鍼刺激を脳に伝えるにはどうすれば良いかのか?:動画
脳神経が傷んで委縮すると何故、次の行動に移るのに時間がかかるのか。又、判断力・決断力が鈍くなるのか。確認動作に時間がかかってしまうのかについて、脳生理学的に分かりやすく説明させて頂きます。
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脳神経が傷むとどうなるのか:院長の動画
うつ病の起源:偏桃体の起源も含めて説明させて頂きます。その@
偏桃体の暴走が主たる原因となるメンタル系疾患にはうつ・不安障害(強迫性障害・パニック障害・PTSD・社会不安障害等)・拒食症・過食症等があります。メンタル系以外にも慢性疲労症候群・起立性調節障害・更年期障害・慢性痛等、多岐に及びます。
2022年12月12日公開
うつ病の起源:偏桃体の起源その@:動画
メンタル系そのC、うつ病の主に原因編と治療編。発症には考え方や性格は殆ど関係がありません。詳細は下記の当院HPを御覧ください。そのCは主に治療編です。
メンタル系そのD、うつ病(続編@)の主に原因編と治療編。発症には考え方や性格は殆ど関係がありません。脳が変われば全てが変わる。
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メンタル系そのA:院長の不安障害(強迫性障害・社会不安障害・パニック障害等)の動画は下記をクリックして下さい。主に治療編
院長のメンタル系youtube動画
院長のメンタル系Youtube動画そのA
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御相談・御予約は TEL 072-982-7600
■メールアドレス: vdreams20001@gmail.com
夢を実現する方法が必ずあります。
当院独自の和漢式鍼治療をベースにあなたのためだけに 特別に治療プログラム作成させて頂き、院長が治療を担当させて頂きます。
尚、当院は院長以外のスタッフは全て女性です。
うつ病の非常に辛い「心身の症状」でお悩みの方は少しの勇気を出して院長直通の相談メールをご利用下さい。東洋医学で解決する方法が必ず見つかります。
(ご遠慮なさらずにどんな事でもお気軽にメールで御相談下さい、院長が必ず御返事をさせて頂きます。出来る限り24時間以内に御返事をさせて頂きます。但し、休診等状況により数日お時間を頂く場合もございますので、何卒御了承下さい。院長)
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当院のうつ病治療が支持される3大特徴
@うつ病に特化した高度先進鍼治療。
うつ病とは最近の調査では日本国内でのうつ病の患者数は女性は5人に1人、男性なら10人に1人と推測される。最近の報告ではPET(陽電子断層撮影・ポジトロン断層法)やSPECT(単一光子放射断層撮影)の画像診断等で、症状がある時には脳の特定部位の糖代謝が以上に高まったり、血流量が増加が見られます。又、脳内物質・脳の機能異常、免疫系、神経系、循環器系、内分泌系、代謝系等のバランスの変化が複雑に絡み合い、さらに恐怖や不安に関与する脳内の扁桃体が過剰に反応し発症することが分かってきました。又、遺伝と思われる症例はごく僅かです。
和漢式鍼治療とは院長自らが考案した鍼治療です。一言で言いますと、中国ハリ治療や漢方鍼治療より一層に繊細でナイーブな日本人に最も適した和の鍼治療で御座います。 脳内物質・視床下部・脳下垂体(脳の一部)・自律神経系・免疫系神経系、循環器系、内分泌系、代謝系等に直接効く和漢式鍼治療を行うことによりうつ病から開放されることが可能になります。
生体へのストレスはある程度は必要ですがコレが過度になりますと生体への異常なストレッサーとなり脳内物質・視床下部・脳下垂体系のコントロールに変調をきたしセロトニンとノルアドレナリン・自律神経系等のバランスが崩れうつ病に陥ってしまうと考えられております。
視床下部とは一言で言いますと「自律神経」のコントロールセンターです。つまり、視床下部は内分泌系(成長ホルモン等)の中枢であると同時に自律神経系の中枢でもあります。又、大脳皮質(大脳辺縁系)と視床下部と下垂体は密接に関係しております。したがって、心身へのストレス・要求不満が続くと自律神経のバランスが崩れ、自律神経系の中枢がある視床下部も影響を受け内分泌系(ホルモン)のバランスが乱れ自律神経失調につながり、セロトニンやノルアドレナリンが減少しうつ病を引起すと考えられております。又、女性の場合はエストロゲン減少(女性ホルモンの一種)・男性の場合にはテストステロン減少(男性ホルモン)も関与すると考えられております。
A臨床経験が38年以上の院長が鍼治療に当たります。
明治鍼灸大学(現:明治国際医療大学)・鍼灸学部卒業の私が治療を担当させていただきます。開業以来、不眠症・不妊症・婦人科疾患に力を入れて治療に当たってきました。特に不眠症を始め、月経異常・月経困難症(無排卵・無月経・月経不順・月経痛・月経前緊張症等)・子宮内膜増殖症等から更年期障害・自律神経失調症に至るまで多数の臨床経験が御座います。
B脳内物質・視床下部・自律神経系に直接効く和漢式鍼治療を行います。
臨床経験38年以上で特に要望の多かった金のハリ治療を人数限定で治療を行っております。院長自身が治療を担当しますので人数に限りが御座いますが、カウンセリングを含め誠心誠意、院長自身が治療に当たらして頂きますので御安心下さい。 又、鍼治療の継続により「うつ病」から開放されることが可能です。
多数の方が非常に辛い症状から解放されております。
不明な点・疑問点は何でも御相談ください、
解決できる方法が必ず御座います。 |
{院長の独り言}
人間の遺伝子は通常約5%〜10%程度しか機能していないとされております。その眠っているDNA遺伝子の残り90%の内、ほんの数パーセントを目覚めさすだけで不可能が可能となると言われております。すなわち、眠っている遺伝子を和漢方の和漢式鍼治療で目覚めさすことが可能で御座います。
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